清野菜名が出演した作品を逆引き!実写化した映画、テレビドラマの魅力を紹介

更新:2021.11.29

幅広い役柄を演じ、アクションにも定評がある女優清野菜名。近年主演を務める作品が話題になるなど、さらに注目を集める存在になりました。この記事では、清野菜名が演じた役柄や、出演作品のうち、実写化した作品を中心にご紹介していきます。あの作品を見て気になったけど、他にはどんな作品に出ているのか気になる、という方必見ですよ。

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清野菜名のプロフィール

まずはプロフィールや趣味、特技など基本的な情報をご紹介いたしましょう。

清野菜名(せいのなな)は、1994年10月14日生まれ。愛知県稲沢市出身、配偶者は同じく俳優の生田斗真です。小学6年生の時にローティーン向け雑誌『ピチレモン』のモデルオーディションに応募、2007年グランプリ、ペンティーズ賞を受賞し、2007年6月より専属モデルとして芸能界デビューしました。

2011年9月号にて専属モデルを卒業。あまり身長が高くなかったこともあり、モデルから女優へと転身を図ります。しかし、オーディションを何度も受け続けながらも思うように仕事がなく、アルバイトをしながら生活していました。

諦めようかと思い始めていた2014年のこと。園子温監督の映画「『TOKYO TRIBE』のオーディションがきっかけでヒロイン役に抜擢、華麗なアクションと大胆な演技で注目を集めました。その後数々の作品に出演、2018年度前期のNHK朝の連続テレビ小説『半分、青い』でヒロインの親友役で念願の朝ドラ出演をはたしています。

身長は160㎝。健康的なすらりとした体型をしており、スタイルは抜群。2020年1月放送のドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う』の主人公・ミスパンダの衣装はへそ出しルックでしたが、きれいなくびれと引き締まった小尻に注目が集まりました。自身のインスタグラムでも、抜群のスタイルを堪能することができます。 

 

腹筋をバキバキにしたいという希望を語ったこともあるとおり、実はかなりのスポーツマン。球技が得意だそうですが、小学生の時には高跳びで160㎝をクリア。全国大会に出場したこともあるほどの身体能力を誇っています。 
 

高校はスポーツ系ではなく芸能系の日本芸術高等学園に通っていましたが、3年間アクション部に所属。映画で見たミラ・ジョヴォヴィッチのアクションに衝撃を受け、在学中にアクション養成所にも通っていました。『TOKYO TRIBE』でもアクションが高く評価されていましたが、特技はアクションや殺陣やバク転と身体を動かすものが中心。他にも、ギターやドラムなど楽器を弾くのも得意で、趣味は歌うことなのだそうです。

 

 

どんな役でも真摯に向き合い演じきる、清野菜名の魅力

数多くの作品に出演し、注目を集める女優、清野菜名。清楚で古風な顔立ちは男性にも支持されていますが、女性としては、抜群のスタイルもこういう風になりたい、という憧れの対象になっています。男女問わず支持される「オンリーワン女優」とも言われる彼女の魅力は何なのか、あらためて考えてみましょう。

近年アクションを自身で演じる女優も増えていますが、そのなかでも清野菜名のアクションは群を抜いており、女優としての武器にもなっています。体のキレが良く、いまだかつてないほどきれいな回し蹴りと称賛されたこともあります。しかし、アクションだけが売りではありません。

どんな役にも対応できる適応力の高さがあり、役の幅が広いところも魅力のひとつでしょう。2017年『パーフェクト・レボリューション』では、重度の身体障害を持つ主人公と向き合う風俗嬢・ミツの、ピュアな演技が高く評価されました。

アクションと演技力どちらも高い水準を持ち、両立させるオンリーワンな存在。それは、天性のものではなく、本人の努力により培われました。注目を集めても自身の女優としての可能性を追求していく姿も、魅力のひとつです。

清野菜名の魅力が十分おわかりいただけたでしょうか。次からは、出演作品から、原作のある作品をピックアップ。演じた役や作品の見所をご紹介していきます。

【映画原作】清野菜名の初々しい演技『桜蘭高校ホスト部』(2012年)

 

イケメン俳優が多数出演して話題となった『桜蘭高校ホスト部』は、葉鳥ビスコの漫画作品。本作品は、2011年7月に実写ドラマ化、2012年3月に劇場版が公開されています。

上流階級の子息令嬢ばかりが通うお金持ち学校「市立桜蘭学院高等部」に、特待生としてやってきた庶民の主人公・藤岡ハルヒ。ある日不注意から花瓶を割ってしまいます。意外と美形だったことから、ハルヒは弁償金のために、「暇を持て余す男子生徒が、女生徒をもてなす活動をしているホスト部」に加えらえてしまうのでした。

 

 

清野菜名はどちらにも出演しており、ホスト部の常連生徒・倉賀野百華役。常連の女生徒は数名いますが、ホスト部の活動をしているときには登場しているので、探すのは難しくないはず。初々しい演技を見ることができます。

ドラマではハルヒがホスト部に強制的に入部させられてから、ホスト部で起きる危機を乗り越えていくというストーリー。映画はドラマのその後となっており、原作にもないオリジナルストーリーが展開され、ラブコメ色が強くなっています。

原作はホストクラブ風接待があり、イケメンキャストたちが女生徒をもてなすシーンが魅力の1つ。コミカルでテンポが良く、ホスト部メンバーのそれぞれの成長も描かれています。

原作やキャラクターの魅力をもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

漫画『桜蘭高校ホスト部』イケメンをランキングで紹介!魅力をネタバレ!
 

 

著者
葉鳥 ビスコ
出版日

 

【映画原作】難しい役どころに挑戦『生贄のジレンマ』(2013年)

『生贄のジレンマ』の原作は、土橋真二郎の同名小説作品。

高校卒業式の朝、登校した主人公が見たのは校庭にぽっかりと開いた巨大な穴でした。生徒たちは学校に閉じ込められ、1時間おきに生贄を決めなければ、装着された腕時計から毒が打ち込まれて全員死亡してしまうと告げられます。首謀者である謎のウサギに翻弄されながらも、生徒たちは生きるために、あらゆる手段を講じていくのでした。

 

 

原作とほぼ同様に進みますが、結末は映画オリジナル。

清野菜名が演じていたのは、放送委員の涼子です。早い段階から自分が生き残るという強い意志を固めており、作品のなかでもリーダーを取る場面があるなど、策士な姿も見せます。自身もブログで二面性のある役で難しかった、とコメント。役の立ち位置もあって難しい役どころとなっています。

著者
土橋 真二郎
出版日

【映画原作】戦闘シーンのスタントを担当!『縫製人間ヌイグルマー』(2014年)

 

2014年に映画が公開された『ヌイグルマーZ』の原作は、大槻ケンヂの小説作品ですが、原作と映画では大幅に違うところが多いのが本作の特徴。原案という形が近く、原作は滅亡の危機にあった惑星からやってきた綿状生命体が住むぬいぐるみと少年少女が合体し、全世界を混乱に陥れる悪の会社と戦っていく姿を描きます。

 

 

映画では何をやってもダメなダメ子が宇宙生命体の宿ったぬいぐるみと合体し、ヌイグルマーとして戦う特撮風味のSFアクション作品となりました。清野菜名はスタントとして出演。武田梨奈が主演の中川翔子のスタントを担当し、武田梨奈が演じる役のスタントを清野菜名が担当。顔は映っていませんが、戦闘シーンは要注目です。

 

著者
["大槻 ケンヂ", "D[di:]"]
出版日

【映画原作】今どき女子大生姿がかわいい 『神去なあなあ日常』(2014年)

 

映画タイトルは『WOOD JOB!〜神去なあなあ日常~』。原作は三浦しをんの小説作品『神去(かむさり)なあなあ日常』です。高校卒業したものの進路を決めていなかった主人公・平野勇気は、担任と母親の脅迫により半ば追い出される形で三重県の神去村に行くことになりました。携帯も圏外となるような田舎で、勇気は林業会社に就職、山仕事をしていくことになります。

 

 

原作は、多くの人にとって馴染みのない林業という職業がテーマの作品。映画のストーリーは大幅に変わらないものの、監督の矢口史靖らしい笑いあり涙ありの成長物語になっています。清野菜名は勇気の彼女、高橋玲奈役。大学受験に失敗しよいところがない勇気に愛想をつかしてしまいました。作中では大学生活を満喫する、今どきの女子大生らしい姿を見ることができます。

 

著者
三浦 しをん
出版日
2012-09-07

【映画原作】清野菜名の出世作といえばコレ 『TOKYO TRIBE2』(2014年)

 

架空の町トーキョーを舞台に退廃した若者たちの日常を描いた、井上三太の漫画作品。映画は『TOKYO TRIBE』の続編『TOKYO TRIBE2』が原作になっています。街中に様々なトライブ(族)がある中、いつもと変わらない日々を送っていた主人公の出口海。しかし、仲間が別のトライブによって凄惨な死を迎えたことから、新たな戦いの火種が街に生まれてしまいます。

 

 

清野菜名の出世作ともいえる本作。演じている少女スンミは、物語のカギを握る重要な存在です。若者の性と暴力を過剰に描いた作品であるため、アクションもセクシーなシーンもたくさんあるのが大きな特徴。特にアクションはキレのある体の動きに、思わず見とれてしまうでしょう。フルヌードに近いシーンもあり、体当たりで演じたという清野菜名の全力を見逃せません。

 

著者
井上 三太
出版日

【映画原作】清野菜名のアクションシーンを見逃すな『進撃の巨人』(2015年)

 

諌山創による大ヒット漫画作品が『進撃の巨人』です。突如出現した巨人により、滅亡の淵に立たされた人類は、三重にもなる巨大な城壁の内側でなんとか生活を保ちました。城郭都市の外縁地区で育った主人公、エレン・イェーガーは母を巨人に捕食されたことで巨人の駆逐を決意、幼馴染のミカサらとともに訓練兵団に入団するのでした。

 

 

人気作の実写化ということもあり、注目された本作。映画は前後編でスピンオフドラマも制作されました。設定も一部変更されており、映画オリジナルストーリーが展開されていくため、原作を未読でも楽しむことができます。清野菜名は立体機動兵役と、役名はないもののアクションを見込まれての出演だった様子。どこに登場するのか、探してみるのも楽しいかもしれません。

原作をもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

漫画『進撃の巨人』最新121話までの伏線をネタバレ考察!今アプリで無料!

 

著者
諫山 創
出版日
2010-03-17

【映画原作】怪しいお嬢様たちの園『暗黒女子』(2017年)

 

ミッション系の女子高を舞台にしたミステリー作品『暗黒女子』。学園で1番の人気を誇るカリスマ、白石いつみがスズランを持って屋上から飛び降り、謎の死を遂げたところから始まります。学園内では、いつみが運営していた文学サークル内に犯人がいるといううわさが流れました。いつみの親友澄川小百合は、いつみの死の真相に迫ろうと部員たちに提案します。

 

 

少女たちの怪しい魅力とダークな雰囲気に圧倒される本作。原作ではサークルメンバーが怪しいと思った人物を告発する小説を朗読する、という場面があり緊張感が高まります。

清野菜名は主要キャストの1人で、文学サークルに所属している、高岡志夜役を演じています。志夜は学生作家という役どころですが、なにやら裏の顔もある様子。お嬢様然とした姿も魅力的ですが、清純な少女の陰に潜む女の仄暗さにのまれてしまいます。

 

著者
秋吉 理香子
出版日
2016-06-16

【映画原作】清野菜名がキーマン『ユリゴコロ』(2017年)

 

沼田まほかるの小説作品が原作です。カフェを営んでいる亮介は、従業員である千絵との結婚を控え順風満帆な日々を過ごしていました。しかし、父が末期の膵臓癌と診断され母は交通事故で死亡。突然押し寄せてきた不幸に悲しみに暮れた亮介は実家の押し入れで、「ユリゴコロ」と書かれた殺人者の手記を見つけるのでした。

 

 

映画版は原作の一部を改変することに作者の了解を取って映像化しており、主人公の生い立ちなど違っている部分が多くあります。原作はミステリーですが、映画版は家族との奇妙な関係を描いたヒューマンドラマが描かれました。清野菜名は亮介の婚約者、千絵を演じます。なぜ彼女は婚約者の前から姿を消したのか、謎が深まります。

 

著者
沼田 まほかる
出版日
2014-01-09

【映画原作】小松菜奈に引けを取らない演技力『恋は雨上がりのように』(2018年)

とある海辺の町を舞台にした、眉月じゅんの青春純愛漫画作品です。クールな少女、橘あきらは、実は感情表現が苦手で不器用な性格をしています。ファミレスでアルバイトをしているあきらは、密かに店長の近藤正己に恋をしていました。恋心を秘めたままでいたあきらでしたが、あることをきっかけに2人の距離は縮まっていきます。

 

 

冴えないバツイチ40代のおじさんと、クールな女子高生の純愛ラブストーリーという異色作品。清野菜名は、主人公あきらの幼馴染で親友の喜屋武はるかを演じています。あきらとは同じ陸上部でしたが、あきらが怪我をして退部してから関係がぎくしゃくしています。

冴えないバツイチ40代のおじさんと、クールな女子高生の純愛ラブストーリーという異色作品。2人の恋に注目が集まりがちな物語ですが、幼馴染2人の友情も見所です。

原作をもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

漫画『恋は雨上がりのように』の魅力を最終回まで全巻ネタバレ紹介!

著者
眉月じゅん
出版日
2015-01-09

清野菜名出演の映画作品とその原作、そして役柄を紹介してきました。次からは出演されている原作のあるドラマ作品を見ていきましょう。 

【テレビドラマ原作】甘酸っぱい青春群像劇『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(2013年)

最初は、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』です。青木琴美の少女漫画作品で、音楽がテーマ。人気バンド「クリュードプレイ」ファンである主人公・小枝理子は自称ニートなイケメンにナンパされました。彼の鼻歌に魅せられた理子は、どんな人かもわからず付き合うことになります。彼が歌う人間は嫌いだという言葉を聞きながらも、音楽関係者と偶然出会った理子は、歌手の道を進むことになるのでした。

2013年に映画化され話題になった本作。ドラマ『カノジョは嘘を愛しすぎてる・サイドストーリー〜ボクとカノジョが出会う前の物語〜』は、登場キャラクターそれぞれを主人公にしたオムニバス作品。清野菜名は第5話、音楽プロデューサー高樹総一郎を主人公にした回に出演しています。

著者
青木 琴美
出版日
2009-09-25

 

【テレビドラマ原作】清野菜名の警察官姿が印象的『ウロボロス -警察ヲ裁クハ我ニアリ-』(2015年)

実は刑事ものにも出演していました。『ウロボロス-警察ヲ裁クハ我ニアリ-』は、神崎裕也の漫画作品。孤児だった龍崎イクオと段野竜哉は、児童養護施設の職員柏葉結子が殺害された現場を目撃してしまいます。しかし、警察関係者に脅された2人は証言ができず事件は迷宮入り。15年後、イクオは警官になり竜哉はヤクザになりました。それぞれ事件の捜査と復讐をはたすため、協力し死の真相を追っていきます。 

刑事とヤクザがバディという設定が異色ですが、主な舞台は警察組織。原作とドラマではイクオ達の生い立ちや、事件の結末の展開に違いがあります。清野菜名は警視庁人事課所属で情報通の警察官という役どころ。イクオやヒロインの日比野美月にちょっかいをかけてきます。警察の制服姿はなかなか見られないもの。制服好きにはたまりません。

原作を詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

「ウロボロス」の見所を最終回までネタバレ考察!無料で読めるドラマ化漫画!

著者
神崎裕也
出版日
2009-06-09

【テレビドラマ原作】マドンナ役が似合う清野菜々『LOVE理論』(2015年)

青年漫画のタイトルにも思えますが、実は原作は漫画でも小説でもありません。本作は、著者水野敬野が書く恋愛ハウツー本です。

作中には様々な境遇の男女を恋愛の答えと導く熱血体育教師・水野愛也が登場し、オリジナルの恋愛理論を展開していきます。独特な言葉で表現されており、つい笑ってしまうような言葉も多数登場。笑いながら恋愛について考える、気軽なのに深いという不思議な実用書なのです。

ドラマでは上京してきたばかりの非モテ男子・今田を主人公に恋愛体育教師がラブ理論を伝授していくというストーリー仕立てになりました。清野菜名は今田と同じ大学に入学した、桐谷怜子を演じています。今田にとってマドンナ的な存在ですがただの大学生ではない意外な姿や設定にも注目です。

著者
水野敬也
出版日
2013-12-14

【テレビドラマ原作】助産師として奮闘する姿に注目!『コウノドリ』(2015年、2017年)

『コウノドリ』は、鈴ノ木ユウの描く医療漫画。産科のある総合病院を舞台に、医療関係者や妊婦と家族の物語が展開されていきます。主人公・鴻鳥サクラは、聖ペルソナ総合医療センターに勤める産婦人科医で、ジャズピアニストとしても活動していました。ある日の夜、病院に救急車から連絡が入ります。搬送しているのは、妊娠していても受診をしていない、未受診妊婦でした。

命の生まれる現場で起こる様々な人間ドラマを描いた本作。清野菜名は助産師を目指して働く角田真弓を演じています。2015年放送の第1シリーズでは、売れないミュージシャンとの間に子どもができるという意外な展開が。第2シリーズでは2児の母になっており、助産師として活躍する姿を最終回で見せています。

原作の魅力をもっと詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

漫画『コウノドリ』に感動!泣けるエピソードを最新24巻までネタバレ紹介!

著者
鈴ノ木 ユウ
出版日
2013-06-21

【テレビドラマ原作】笑顔の可愛い看板娘役『赤めだか』(2015年)

年末のスペシャルドラマとして放送された『赤めだか』は、落語家立川談春のエッセイが原作です。少年時代、立川談志の落語を見て落語家になる決意をした談春少年は、保護者の許可を得たら弟子にしてやると言われ、親を説得。1984年に高校を中退し、7代目立川談志に入門しました。それからの師匠、談志との日々が語られています。

ドラマでは談春と師匠の談志を中心に、門下の弟子たちの笑いと騒動に満ちた青春群像劇になりました。清野菜名は坂井真紀が演じる築地魚河岸の女将の娘役。働き者で笑顔の可愛い看板娘姿を見ることができます。

著者
立川 談春
出版日
2015-11-20

【テレビドラマ原作】黒柳徹子を演じきった『窓ぎわのトットちゃん』(2017年)

黒柳徹子といえば、ご長寿トーク番組『徹子の部屋』の司会としてお馴染みですが、実は司会者だけでなく、女優やエッセイスト、ユニセフ親善大使など活躍の幅が広い人物です。

黒柳徹子のベストセラー作品『窓ぎわのトットちゃん』は、小学生の頃の黒柳徹子が描かれた自伝的な物語。ドラマ『トットちゃん!』では、一部を抜粋して使用されています。

原作は小学生の頃のエピソードが書かれていますが、ドラマは黒柳徹子とその家族が歩んだ昭和の時代を描くホームドラマ。成長した黒柳徹子を、清野菜名が演じています。自然に演じているせいか、実在する人物を演じているという気負いは感じられません。等身大の女性の姿を演じているように見てとれます。黒柳徹子のトレードマークである、あの髪型で登場する回は見逃せません。

原作や清野菜名演じる黒柳徹子が育った学校教育について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

『窓ぎわのトットちゃん』の魅力とは。内容やあらすじ、独特な学校教育を紹介

著者
黒柳 徹子
出版日
1991-06-15

【テレビドラマ原作】清野菜名がWヒロイン『今日から俺は‼』(2018年)

 

ヤンキー漫画を原作とした実写化作品は、過去何度かブームを起こしてきましたが、本作も例外ではありません。

最後にご紹介する『今日から俺は‼』の舞台は1980年代。主人公の三橋貴志は平凡な人生を送っていましたが、高校1年生の時転校をきっかけにツッパリなることを決意し、髪を金髪に染めます。しかし、パーマ屋で鉢合わせした伊藤真司も転校デビューを狙っていたため、正体をバラされると焦るのでした。

 

 

現代に舞台を移すわけでもなく、1980年代ヤンキーコメディをやり切ったことで話題となった本作、清野菜名が演じる赤坂理子はヒロインの1人です。赤坂流道場の一人娘で、合気道の使い手でもあり、ツッパリよりも強いとのうわさも。原作では三橋を慕っているキャラクターですが、ドラマではツンデレなキャラクターになっており、昭和的な可愛いリアクションにも注目です。

原作やキャラクターについてもっと詳しく知りたいという方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。  

原作『今日から俺は!!』が最高に面白い!登場人物の名言、名シーン徹底紹介

 

著者
西森 博之
出版日

映画やドラマに引っ張りだこの清野菜名。出演作品一覧

映画やドラマに引っ張りだこの清野菜名。出演作品一覧

スタイル抜群でアクションに定評がある清野菜名。プロフィールを見ているとブレイクまでに間があったりと、意外な経歴が明らかになりました。ここでは様々な作品に引っ張りだこ、清野菜名の出演作品を一覧でご紹介しました。

一覧にすると、様々なジャンルの作品に出演していることがわかります。近年の作品だけでなく、少し前の作品も視聴することで、清野菜名がどのように女優として成長してきたのか、知ることができるのではないでしょうか。

いかがだったでしょうか。作品を辿っていくと、清野菜名が演じてきた役柄が幅広いことが良くわかります。原作の登場人物がどう考え動いていたのか、確認することで清野菜名がどのように感じ演じていたのかも理解できるのではないでしょうか。出演作品を視聴するのに合わせて原作を読んでみる、実写化作品の新しい楽しみ方になりそうです。

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